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第2回、どうだったかな。
今回は「安全靴」がテーマだったが、初めて知った人も少なくないだろう。
そこで今回もDCMホールディングス㈱広報室 N氏に登場してもらった。
「安全靴とは、主に工事現場や重い重機・部品などを扱う作業現場で履く靴のこと。足先への重量物の落下や釘などの踏み抜きから作業者の足を守ってくれるんです」
靴の先端には鉄鋼や樹脂製の先芯と呼ばれるカバーが内蔵され、中底は銅板などでできている。ちなみにJIS規格では耐衝撃、耐圧迫、表底の剥離抵抗の基本性能試験があり、合格した靴だけが「安全靴」と呼ばれる。当然、普通の靴より重量はあるが、比較できないほど頑丈なのだ。
「重作業用の安全靴であれば、およそセダン1台分の重さに耐えられます」(N氏)
なんと…漫画では山崎君が運転してきた車からDIYマンは逃亡したが、現実では耐えられるというわけだ。
早速、ホームセンターDCMカーマを覗いてみた。あるわあるわ、実に多彩な安全靴が並ぶ。スニーカーのようなデザインからビジネス用革靴、軍人が履きそうなブーツまである。
「通常、約20アイテムぐらい取り扱っています。1500円位からありますが、売れ筋は2000~3000円ですね」(N氏)
1500円で安全が手に入るとは、驚くばかりだ。しかもスニーカータイプなら普段履きできるほどオシャレだし、ハードなデザインなら頑強な男をアピールすることもできる。ファッション性と安全性の両方を兼ね備えた安全靴を見ていると、つくづくホームセンターにはまだまだ知らない、奥深い世界があるんだと思い知らされる。
「ところで、本棚は出来たんですか?」
振り返るとN氏が満面の笑みを浮かべている。
「それが、うまくいかないというか…」
「それなら『DIY教室』(※①)に参加してはいかがですか。講師が工具の使い方やDIYの裏技を交えながら優しく教えてくれるので初心者の方でも気軽に参加できますよ」(N氏)
前回は『木材カットサービス』(※②)で本棚用に材料をカットしてもらったわけだが、より初心者から学べるというわけか。
「はい。DIYの楽しさを知ってほしいですから。そのあとは『お客様用工作スペース』といって作業場を提供している店舗もあるので、そちらで思う存分楽しんでいただければ。自宅に作業スペースがないという方にはピッタリだと思います」
正直言おう。本棚はまだ作っていない。調子づいて材料をカットしてもらったが、家が狭くてそんなスペースがなかったのだ。しかも中学卒業以来、トンカチなど握っていない。これをきっかけに『DIY教室』で基本から教えてもらうのも悪くないか。
Nさん、よろしくお願いします。
①『DIY教室』
DCMグループの全国30店舗で開催。土日を中心に1回あたり2時間30分程度。5名ぐらいが参加するワークショップ。参加料は材料費程度。
お客さまが購入した商品を要望する長さにカットする有料サービス。
※現在は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、ワークショップや一部サービスを休止させていただいている場合があります。
■商品情報
■商品紹介
「DCMブランド リメイクデコシート」
シールタイプのシートです。キッチンの壁やごみ箱、キッチントレー等、様々な箇所に貼ってリメイクを楽しめます。はさみで簡単にカットできるため、アイデア次第で様々なものをDIYできます。
「DCMブランド 2×4アジャスター」
賃貸の家でも壁や床を傷つけずに簡単に棚や間仕切りを作ることができる便利なパーツです。木材と組み合わせることで家の中のデッドスペースを有効活用できます。棚やフック等を設置し、自分の好みの収納スぺースが簡単に作れます。自宅で木材のカットが難しい場合はぜひホームセンターの木材カットサービスをご利用ください。