• 追放召喚者のダンジョンには、
    最強竜と魔狼(もふもふ)が住んでいます
    ~魔力SSSで始めるスロー・ダンジョンライフ~

    黒猫ている

  • 【講評】
    テンポが良くかつ読みやすい卓越した文章力で「異世界召喚されたものの、一見使えないスキルのため追放されてしまって…」という、ともすれば使い尽くされた題材を上手く著者の世界に消化して、読者に「こんな生活してみたい」と思わせる、作品世界内に引きずり込むことに成功しています。また「ここは引きに使える」とか「こんな絵になるのかな」と思わせる描写が多く、コミカライズに適した作品という印象です。若干男性向けかもと悩む設定ではありますが、完成度が高い作品ですのでさしたる欠点にはならないかと思います。この度は受賞おめでとうございました!

  • 前世でASMR配信者だった最下位令嬢は
    訳あり炎帝陛下を癒します!

    風和ふわ

  • 【講評】
    前世でASMRの大人気配信者だった主人公が、音魔法でASMRを再現し、王妃候補に登り詰めるファンタジー。ASMRによってクールな王様が悶えてしまうギャップがインパクト抜群で、マンガになったときにとても面白いビジュアルになりそうだと思いました。また、物語のテンポが良く、短いスパンで山場が出来るように構成されているため、1話ずつヒキを作りたいマンガの原作として、適した作りになっているところも評価しました。

  • 元大魔導師、前世の教え子と歳の差婚をする
    ~歳上になった元教え子が死んだ私への初恋を拗らせていた~

    岡崎マサムネ

  • 【講評】
    とても読みやすい文章で一気に読ませていただきました。「大魔道士だったヒロインが生まれ変わって、かつての弟子と結婚することに!そしてその弟子はヒロインに執着心があり!?」という女子ウケする定番を押さえつつ、キャラクターもしっかりしており、ふたりが幸せになってほしいと思わせる引き込まれる魅力がありました。また漫画にしたときの絵が思い浮かぶシーンが散りばめられており、画面映えしそうな作品だと思いました。この度はおめでとうございます。コミカライズが大変楽しみです!

  • 後宮のモグラ
    ~寵愛はこりごりにつき、ご遠慮いたします~

    一ノ瀬千景

  • 【講評】
    導入から、展開が早く、面白く一気に最後まで読みきりました。「後宮のモグラ」の魅力は話の構成、展開もさることながら、一番はビビッドにうごく主人公のキャラクターです。ぽっちゃり体型でモグラ似のナルシストという異色の主人公。この主人公の香蘭がびっくりするほど魅力的!!焔幽と、名前は炎ながら氷の皇帝に見初められ、「皇后」に望まれていく様子が楽しく、エキサイティングでした。また香蘭が男装した時の変身ぶりの艶やかさからも目が離せません。素晴らしいキャラクターを生み出してくれました。その力が群を抜いています。香蘭をコミックでみることが今から楽しみです。

  • 呪いと猫の後宮夜話
    ~月夜のまじない妃と眠れない皇帝~

    高井うしお

  • 【講評】
    「ヒロインが後宮に入り、ひょんなことから皇帝と接近して気に入られる……」という、いわば鉄板の導入を、過不足なく、そして手際よく展開していて、まず読者の関心をしっかり掴んでいる印象を覚えました。また猫に変身した紅月が皇帝・凌雲に弄ばれるシーンなど、読んでいて楽しい画が浮かぶ描写が随所に盛り込まれているのも魅力的です。テンポの良さ、イメージのしやすさ、そして話の面白さがしっかりと揃っており、コミカライズに向いた内容でもあるため、大賞に値する作品だと評価しました。

  • 該当作品なし
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  • 該当作品なし
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  • かささぎの宮廷占い師は寿ぎを継ぐ
    まえばる蒔乃
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  • なんと、世界を滅ぼすはずの魔王が仲間になりたそうに、
    こちらを見ています。
    仲間にしますか?
    →良い子に出来るなら、私が養ってあげる。
    待鳥園子
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  • 死に戻り鬼嫁再恋綺譚
    碧月あめり
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  • 後宮妖奇譚
    ~月の音が怪異を祓う~
    琴乃葉
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  • 鬼憑きのいくさ姫
    佐斗ナサト
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  • やわらかスピリッツ編集長

  • 「どこの投稿サイトともタイアップしていないこのようなコンテストに、果たして十分な数の作品が集まるのか」と戦々恐々としておりましたが、蓋を開けてみると総応募数613作品、1次選考通過作63作品と、予想を超えるご応募をいただき、女性向けコミカライズに対する世間の熱量というものを改めて感じさせていただきました。このコンテストに関わってくださったすべてのかたに感謝いたします。
    落選作も含めてどの作品も本当に面白く、審査会では予想以上にハイレベルな議論が展開されましたが、受賞と落選を分けたのは小説としての作品の優劣ではなく、「コミカライズの原作」としての適性でした。「常時無料開放される1話目で作品の企画内容や面白さの要点を手際よく説明しなければならず」「毎話ごとに小刻みに盛り上げたうえでヒキを作ることが要求され」「漫画にした時に大ゴマにするべきシーンの絵が浮かぶ」といったコミカライズのニーズと相性の良い作品は有利ですし、ネタが魅力的であっても、本題に入るのが遅い作品は辛めの採点がつけられることが多かったです。小説というのは断じて漫画の原作にするために書くものではありませんが、もし、自作が漫画になることを多少なりとも意識されるのであれば、そのあたりも頭に留めてみてはいかがでしょうか。
    大賞受賞作は今後、漫画家さんとのマッチングを経て「やわらかスピリッツ」に掲載予定です。皆様の目に触れる日をぜひご期待ください。

  • 小学館文庫キャラブン!編集長

  • 漫画編集部と小説編集部がタッグを組んだ、コミカライズの原作となる作品を募る「小説賞」――しかも「西洋」「中華」「和風」とジャンル明確に分けての新しい試みでしたので、編集部一同、期待と緊張に胸を高鳴らせながら、皆さんの力作を拝読いたしました。
    初めて小説を執筆されたという方から、すでに商業の現場で活躍中のプロの方まで、応募者層も非常に幅広く、「こうきたか!」と唸ってしまうような楽しい物語がたくさん集まったことは、望外の喜びでした。
    各部門の大賞受賞作品については、漫画班・小説班ともに支持が高いもので、満場一致での選出となりました。漫画での見せ方、小説での魅せ方を同時に模索でき、相乗効果が狙える物語づくりが評価されました。
    また、コミカライズを含む総合的な評価では大賞作品には一歩及ばなかったものの、「これは小説の形で出したときに最大の魅力を発揮するのでは?」と考えられる作品も多かったのは、今回の賞の特徴でもありました。そちらの作品は加筆修正を行い、大賞作品とともに「小学館文庫キャラブン!」での刊行を目指していくことになります。これら佳作選出作からも今後、大賞に続くコミカライズ作品が生まれることを願ってやみません。