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- 漫画家コメント
- 子供の頃の自分に見せて元気づけられるような漫画にしたいと思っています。
- ペス山ポピー

- 編集部コメント
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著者ペス山ポピー氏が
幼少期から自身の女性性に疑問を抱き生きてきたこと、
ミソジニーを内包するに至った学生時代の話などが、
オリジナルかつ鋭い目線で描かれたジェンダー・エッセイです。
わたしたちが自身の性、体、人生をゆるせるようになるまで。
そして救われるため。
ペス山氏ならではの冷静でフラットな目線から「現代日本の性」を考えていきます。
これからも応援しています。
自分も性自認が定まっていなくて、僕や俺、私と日によって一人称が変わります。
昔の話ですが、小学生の時に性被害に遭いました。
ぼんやりとした中にトラウマがあってそれを認めたくないような自分もいて、途中共感する場面もありました。
ロングヘアよりショートにするのも、自分が好きだからそうするという側面もありますが、できる限り男に見られるように、強そうに見えるように、なめられないように、という気持ちもあります。
女性(身体が女というだけで)の性被害が怖いなと思います。
なかなか話せる機会がなくて、コメント欄に作品の感想以外載せていいのか分かりませんが、誰かに伝えたかったので投稿します。
「女の体をゆるすまで」タイトルを見た時はどういう内容なんだろうと思いましたが、読んでみて最後まで読みたいと思いました。今後の展開も気になります。
応援してます。
描いてくれてありがとうございます。応援しています
”「個人の尊厳」あるいは「個人の尊重」とは、すべての個人が互いを人間として尊重する法原理をいう“
この「すべての個人が互いを人間として尊重する」というシンプルなこと。
これが守られていればあらゆる暴力や差別は生まれないのに。
人類はとっくの昔に課題を言語化できてるのに、まだまだ変われないんだなと少しやるせなくなりました。
自分も子どもを育てる立場になったので、人事でなく「この子を人間として尊重できているか」と、考えながら接していこうと思います。
被害者はずっとフラッシュバックで苦しむこと、ずっと加害者のことをいつかどうにかしてやると憎んで生きてきたのに気がついたら世の中が変わっていたこと、許さないことも悪とする価値観がさらに自分を苛むこと。
読みながら胸が痛むのに、同時に爽快さを確実に感じるのは、似たような経験があるからだろうと思います。
自分が抱えてきた苦しさをそこで閉じずに、深い考察の上でごく淡々と、でも鮮やかに表現されるこの作品が大好きです。
どうかこの連載の開始時よりも、ペス山さんが助かっていますように。これからもたくさんの作品を生み出してくださいますように。
謝られて数年経ってもまだ許さずに根にもってる自分は矮小なんだろうかって思い悩むことがあったんですが、ペス山先生が許さないでいてくれて本当に良かったです!
端から見れば矮小どころか「よく戦いきったね!」って誉めたくなる行動だったんだなって思えました。
私がいる会社は、田舎なせいか規則はあるけどセクハラする人が耐えません。
抵抗したら自分は被害に合わなくなりましたが、セクハラが無くなった訳じゃなく、他の子たちがセクハラ受け続けているのを最近知って心折れかけてました。
でも今回の話で、社会通念が浸透してセクハラしないことが当たり前の世の中になってほしいので、どんなに小さい抵抗でもしていこう!って思えました。ありがとうございます。
こうやって丁寧に描いてくださることで、助かる人や救われる人がたくさんいると思います。
最後まで読み続けます。
完走して下さい。
世の中の人の倫理観の基準が、単に「規則や法律、社会通念を守ってるかどうか」って何だか。ハラスメントも社会通念が無ければ、x氏の中では悪ではなかったの?っていう。
x氏が何か違うなぁ、と思うのは被害者に気持ちを寄せるのではなく、「人はそれぞれ違うのだから社会には規則が必要」みたいな単なる仕組みの話に向かってること。
被害者の気持ちは、ただの主観的な話ではない。
問題はそれを理解しようとするかどうか。